CASE STUDY

株式会社RevComm

https://www.revcomm.co.jp/

株式会社RevComm正面玄関
ご利用いただいているサービス
「SaaSライセンス&サポート」Notion
ご利用期間
2023年8月〜
お話をうかがった方
Corporate IT Group
石浦 紘英様

ナレッジ共有、タスク管理、資産管理
それぞれに抱えていた課題

業務内容について教えてください。

回答者:石浦様

石浦様

私の業務におけるミッションは、従業員全員がシステムやツールを快適かつ安全に使える業務環境を作ることです。
具体的な担当範囲としては、自社プロダクト以外のIT領域における、システムやツールの管理運用、新規導入に加え、PCの調達やキッティング、セキュリティ管理・担保などが挙げられます。今回の取り組みであるNotionの導入と運用は、ほぼ私だけで担当しました。

石浦様正面

Notionを導入する以前は、社内のナレッジ共有、プロジェクト管理、資産管理はどのようなシステムやツールを使用していたのでしょうか。

回答者:石浦様

石浦様

それぞれの目的別にバラバラのツールを使用しており、以下のような導入状況でした。

  • 社内のナレッジ共有:Confluence(コンフルエンス)
  • タスク管理、プロジェクト管理:Asana(アサナ)
  • 資産管理:Google スプレッドシート

弊社は創業からまだ6年しか経っていないベンチャー企業ですので、事業を前に進めながら必要に応じてその都度ツールを導入し、体制を整えてきました。そのため、システムやツールを整理、統合する余裕がなかったというのが実情です。

当時どのような課題を感じていましたか。

回答者:石浦様

石浦様

今回Notionを導入した背景には、大きく3つの課題がありました。1つ目の課題は、蓄積したナレッジや業務に関わる情報が、別々のツール、別々の場所に散らばっていたため、事業をさらにドライブさせるための情報共有が困難だった点です。
2つ目に働き方のモデル上、ナレッジ共有の文化や仕組みを作る難易度が高い点も課題でした。弊社はフルリモート、フルフレックスを導入しており、外国在住の従業員もいるため、直接顔を合わせる機会が多くありません。そのため、オンラインで社員同士の結びつきを強め、ナレッジを簡単に共有できる仕組みが必要だと感じていました。
さらに課題だったのが、ツールごとの費用対効果を最適化できていなかったことです。そこで費用対効果が不透明なツールの導入を見直し、別々に導入されたシステムやツールを集約して、コストを可視化することになりました。

社内からの強い要望を受け、
Notionの導入を決定

今回の取り組み以前、Notionにはどのような印象をお持ちでしたか。

回答者:石浦様

石浦様

実は以前からどのような操作感なのか興味があり、プライベートでNotionを使用していました。友人や家族とドキュメントを管理したり、簡単な家計簿を作成したりと、さまざまな用途に使用しており、「ずいぶん使い勝手のいいツールだな」というのがNotionへの第一印象です。関数やデータベースなどはエンジニアリングの知識がなくても使いやすい仕様になっており、敷居が低いツールだと感じました。
私以外の社員もNotionをプライベートで使用しており、「業務でこんな活用ができるんじゃないか?」とさまざまなアイディアを持っていました。その中で「会社の情報もNotionで管理したい」「Notionを会社として契約してほしい」との声が寄せられていたのです。

石浦様横

Notionの導入にあたって、他社ツールとの比較検討は実施しましたか。

回答者:石浦様

石浦様

Notionと同等の機能を持ったツールとの比較と、現環境との比較という2つの観点から検討しました。
まず、Notionと同様にドキュメントの管理やデータベース機能、タスク管理機能を持ったツールと比較しました。他のツールと比べてもNotionは操作画面がシンプルで分かりやすく、特に直感的に権限を管理できる点が高評価です。今後もさらなる事業拡大を目指す弊社にとって、組織が大きくなってもガバナンスを効かせやすい仕組みは相性がよいと感じました。
現環境との比較検討では、オールインワンスペースで業務を管理できることが判断の決め手になりました。Notionであれば、ドキュメントに加えてプロジェクトの進行状況や自分のタスクなどを確認する際に、どのツールを開けばよいのか分からなくなることはありません。こうした比較検討の結果、Notionの導入を決定しました。

きっかけはネクストモードのセミナー参加。
決め手はサポートの手厚さとスピード感

弊社のNotionライセンス&サポートサービスは、どのようなきっかけでお知りになりましたか。

回答者:石浦様

石浦様

2023年1月に別の社員から「会社でNotionを導入するなら、ネクストモードのセミナーが役に立ちそうですよ」と紹介されたことがきっかけでした。セミナーの内容は、ConfluenceからNotionへの移行や、エンタープライズ企業でNotionを導入するにあたってのセキュリティー強化といった内容で、まさに私が気になっていた分野でした。
ただ、セミナー当日にどうしても時間の都合が合わなくなってしまい……。後半部分だけ参加し、その他のセミナー内容は直接ネクストモードのご担当の方に情報共有いただきました。その内容も私が気になっていた部分がピンポイントで紹介されており、今でもとても参考になっています。
その他、情報システム部門の方が集まっているコミュニティーや企業のオウンドメディアやブログ記事から情報を収集しました。

Notionを企業で導入する方法

Notionを導入するにあたって、弊社のNotionライセンス&サポートサービスを採用いただいた決め手を教えてください。

回答者:石浦様

石浦様

弊社の決算月である6月中には移行を完了させ、7月からはNotionを活用して新しく業務を構築したいと考えていました。ネクストモードの担当者には、スピード感がある対応だけでなく、細やかなサポートまでしていただいており、それが取り組みの決め手です。
Notionへの移行は私一人の担当でしたので当初は不安でしたが、導入を支援してくださる強力なパートナーができ、安心できました。経営層に稟議を通す際にも、導入コストの概算やどのようにフルリモート環境が円滑になるかといった、実績に基づいたアドバイスをいただけました。

300強のアカウントを契約し、
1ヶ月でNotionを導入。
短期間で導入できた理由とは

Notionの導入はどのように進行しましたか。

回答者:石浦様

石浦様

まずは1ヶ月間の試用期間を設け、以前に使っていたツールからNotionへ問題なく移行できるか、混乱は起きそうにないかを確認しました。開発部門やカスタマーサクセスなどの各部門から1名ずつ有志メンバーを募り、一部のデータをNotionへ移行して実際の業務に取り組んでもらうという流れです。試用期間の結果、大きな問題が起きずに業務を回すことができたため、全社への導入を進めました。
今回契約したNotionアカウント数は、業務委託の方を含めて300強です。対象者全員へのNotion導入は1ヶ月ほどで完了しましたが、既存ツールからの完全移行にはさらに2か月ほどかかっています。

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弊社のNotionライセンス&サポートサービスで印象に残っているサポート内容をお聞かせください。

回答者:石浦様

石浦様

Notionの導入にあたっては、ネクストモードの方とお打ち合わせし、やることの洗い出しと全体の移行スケジュールを検討しました。また試用期間と同様に各部署から社員を1名ずつ選出してもらい、そこで立ち上がったのがNotion移行プロジェクトです。
そのプロジェクトメンバーが参加しているSlackチャンネルにはネクストモードの方にも参加いただき、メンバーから上がってくる質問にご対応いただきました。私も把握していない仕様や機能、技術的にかなり踏み込んだ質問についても迅速にご回答いただき、とても助かりました。

「もしサポートがなければ、
Notion導入の期間が倍以上、
つまり4ヶ月はかかっていたと思います」

弊社のNotionライセンス&サポートサービスでどのような成果が得られましたか。

回答者:石浦様

石浦様

もしネクストモードからのサポートがなければ、Notion導入にかかった期間は今回の倍以上、つまり4ヶ月ほどはかかっていたと思います。おかげで無事に決算月である6月中に移行を完了させることができ、7月から全社でNotionを活用する体制を整えることができました。
Slackに寄せられる質問に対して1件1件打ち返すだけでも時間がかかっていたはずですし、プロジェクトメンバーに対するNotionの活用方法や他社事例のご紹介は効果的でした。やはり、外部のプロにお任せしたことでアドバイスに説得力があったと思います。
特にNotionの活用に効果があったアドバイスは、Notion以外のツールとの連携です。Notionを使い込んでいるプロジェクトメンバーが、ネクストモードからのアドバイスを受けてSlackやZapierとの連携をどんどん進めてくれたため、とても便利に使えるようになりました。

Slackに寄せられる質問へのサポート

導入したNotionによって得られた成果をお聞かせください。

回答者:石浦様

石浦様

社内のナレッジ共有について、以前よりもドキュメントの一覧性が高まりました。Notionでは複数ページを同じ画面で閲覧することができ、その可視性も高いため、以前の仕組みと比較して1件あたりの検索時間を5分は短縮できています。
またNotionのファンである役員からは、「以前の仕組みよりも断然使いやすくなった」と評価の声を受けています。

バックオフィス人員が
最小限になりがちな
ベンチャー企業にこそ、
おすすめしたい

今後、Notionをどのように活用していく想定でしょうか。

回答者:石浦様

石浦様

ドキュメント管理の機能はすでに業務を効率化できているものの、管理ルールの整備はまだこれからです。Notionの導入と社内への浸透は一段落がついたので、より快適かつ事業成果に貢献できるような活用方法を模索し、社内のルールやマナーといったソフト面を整えていきたいですね。
また予算が許せばNotion AIもぜひ導入したいですね。Notion AIであれば、従業員全員が普段の業務の中で意識せずにAIを活用し、文書作成やノーコード開発などができるようになります。
将来的な事業成長を見据えると、少しでも早くAIと一緒に業務を回す経験をしなければならないと考えています。せっかくプラットフォームにNotionを選んだので、まずはNotionからAIと一緒に仕事できる環境を目指したいです。

石浦様斜め前

弊社のNotionライセンス&サポートサービスはどのような企業におすすめできるでしょうか。

回答者:石浦様

石浦様

ネクストモードのサポートは、例えるならNotion導入を助けてくれる情報システム部の社員のような存在でした。どうしてもバックオフィスの人員は最小限になりがちな、弊社のようなベンチャー企業にはぜひおすすめしたいですね。もちろん大企業でも、一部門単位やグループ会社単位のNotion導入でもしっかりサポートしていただけると思います。

Notion AIのようなNotionの新機能や、より効率的にタスクを管理できるノウハウなど、今後も積極的にご提案させていただきます!本日はありがとうございました。

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